おそうじダンスって何と聞かれることが多いので・・・・その1

今日もありがとうございます。

タイトルにある通り「そうじダンスって何?」と良く聞かれるので、少しずつ
ブログを通しお伝えしていきたいと思います。
まずは、そうじダンスを語る前に、そのダンスが生まれた背景をお話いたします。
(日本ツアーを一緒に旅するしらべいさんもそうじダンスのことを
記事にしてくれてます。)

私は約3年半前に東京からベルリンに引っ越してきました。
そして右も左もわからない中、その数日後には坐禅道場を開けることに
なってしまったのです。
ベルリンで活躍する日本人のお坊さんが、仕事でベルリンを数ヶ月間不在にする
ということで、私に道場を開けることを頼んできたのが全ての始まりでした。

とは言っても、やることはそう難しいことではなく
「坐る環境を整える」&「坐禅後はお経(般若心経)を唱える」ということが
私の仕事でした。
※そこでの細かい体験はいずれブログで紹介します。

まず、ここで出会ったお坊さんが禅寺として有名な永平寺で修行を積まれた禅僧
だったというのがポイントです。永平寺は曹洞宗。曹洞宗の開祖といえば道元さん。
道元さんといえば「只管打坐(しかんだざ)」。ただ、ひたすら坐る。(つらそ〜)

私は当初、そういうイメージしか持っていなかったのですが「何か違うぞ?」
と思ったのは、その禅僧に「坐る環境を整える」ことを教わった時でした。

そうじは奥から、そして上から下へ・・・そして床はダイナミックに雑巾掛け。
トイレから何から何まで床を箒で掃いた後は全て雑巾掛けです。
(雑巾掛けをするため、余計な物たちは部屋の一カ所にまとめます)

「えっ、モップあるのに手で雑巾掛け!?」

「坐禅が朝6時からなのに5時から掃除するの!?」(当時二月ですよ。。)

「これを毎日、数ヶ月も!?」

「がび〜ん」
は言い過ぎですが、ベルリンに来て数日で、行なうことになったこの体験は
とても新鮮でした。

そう、ここがそうじダンスの原点だったのです。
その時は、まさかこうなるなんて思いもしませんでした・・・・続く(長いので)

写真はベルリンに引っ越した翌日に食べたクロワッサン。。。







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